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不良品を出して上司に怒られる【工場勤務のストレスその1】

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今日は工場勤務でやってしまった不良品を出してしまったことについて実体験を紹介していきます。

工場でものづくりを仕事としていると、不良品を出してしまうこともあります。

 

不良品とは、製品として出荷できないものを言います。

不良品でも、廃棄しなければならない場合と手直し修正や、再加工をすることで良品として出荷できる場合もあります。

どちらにしても、会社にとっては損害になり上司に怒られてしまいます。

 

やはり上司から怒られることや、不良品を出してしまうことで自身が失われることでモチベーションの低下につながります。

不良品を出さずに意気揚々と働けく為にどうすればよいのかを実体験を紹介していきたいと思います。

不良品を出さずにストレスフリーで工場で働くためには

不良品を出さないためには、正しい手順でものをつくる必要があります。

どんな製品をつくる仕事でも共通しています。

毎回同じようにものをつくれば不良品はでません。

 

しかし、実際に正しい手順を毎回同じようにやることは現実的に不可能です。

そもそも毎回同じものをつくっている仕事もあれば、毎回違うものを作る仕事もあるので、正しい手順で行うということには限度があります。

だからこそ、生産現場では不良品が出てしまうことは当たり前と言っても過言ではありません。

しかし、不良品を低減させることは可能なので、ものづくりの現場では不良を低減させる活動が行われています。

 

どのようにして不良品を作らないようにするかと言うと、いつもと違うポイントを早期に発見することです。

 

いつもと違うことと言うと大雑把ですが下記の4つがものを作るうえで変化しやすい要因です。

  • 人:いつもと違う人が仕事をする
  • 設備:いつもと設備の状態が違う
  • 材料:いつもの材料と違う
  • 方法:いつもの方法と違う

生産現場では4Mと言われています。(4つの頭文字(M)を取ってそう呼ばれています)

この4Mが毎回同じ条件になっていることは現実的ではありません。

人の体調はいつも同じとは限りませんし、設備は動く度に少しずつ変化しています。

材料も、輸送方法や仕入れ先の都合で変化している可能性もあります。

方法も人が作業する場合は、イレギュラー対応があったりすると同じ方法でできないこともあります。

 

4M変化を早期に発見し、対策を打てれば不良品を予防することが出来るのです。

不良品を未然に防ぐことが出来れば工場で働くストレスの原因の一つは解消されます。

 

不良品を出すと上司に怒られて対策書、始末書を書くことになる

不良品を出すと上司に怒られることもあり、不良対策書や始末書を書くことになります。

このような書類を書くのはかなりストレスを感じます。

良品を作っていればやらなくても良いことですが、不良品を出してしまったがゆえに余計な仕事が生まれてしまうからです。

上司からの指示で不良品を発生させた原因を資料としてまとめるという仕事は苦痛でしかないです。

 

不良品は出なければ、今日は早く帰れたのに・・なんて思ってしまうことも私は多々ありました。

このように、不良品の対策がやらされ感覚で行うとストレスを強く感じます。

 

しかし、ここは割り切って不良品が出た理由を明確化すれば、今後は同様の不具合は防ぐことができると前向きに取り組むことで、ストレスは緩和されます。

 

自分は不良品をだしてしまったが、今回しっかり対策をすることで今後は同じ不良品を発生することが無くなると思えば、資料づくりにもやりがいが見えてきます。

 

不良品は何故出るのか考えて対策を打つ必要がある

不良品が出てしまったら、まずは原因を掴めていないと対策を打てません。

正しく対策を打たなければ、不良品は再発します。

何度も不良品を発生させると、モチベーションの低下につながるので、しっかり原因追及をして再発させないようにしましょう。

 

不良品の原因を掴むためには、先ほど紹介した4Mで要因解析することで正しい原因を追究が出来ます。

人:いつもと違う人的要因はなかったか?

いつもと違う人が仕事をしていたことや、作業時に体調が悪かった。プライベートで悩んでいて集中できなかったなどが考えられます。

体調が悪かった場合や集中していない状態で仕事をすると当然ミスをする確率は高くなります。

ベテランが行えば良いという話ではありませんが、人の変化があっても不良品が出ない仕組みを作っていくことで対策ができます。

不良品が出てしまった要因が人だったとしても、設備や方法を改善することで未然防止できることもあるので、まずは人が要因ではないかを追究していきましょう。

 

設備:いつもと設備の状態が違う

生産設備は、動作するたびに少しづつ変化しています。

機械の摩耗や、劣化と言うものは日々の積み重ねが原因で発生します。

いつもと動きが違う、音が違うというときは設備が変化している証拠です。

いつもと違う状態の設備で生産をしていると不良品の原因になります。

 

設備の原因追及、対策というのは、専門的な知識が必要ば場合が多いです。

自分だけで判断できない時は、設備メーカーや、設備に詳しい人に聞かなければわからないことも多いです。

専門的な知見がなければ、正しい判断はできないので自分の思込みだけで原因追及、対策を行わずに専門の人に相談する必要があります。

 

 

材料:いつもの材料と違う

材料の違いも、簡単に見つからないことが多いです。

材料はいつも同じと思いがちですが、材料にも変化点はあります。

例えば、輸送によるトラブルや材料メーカーでの不具合が考えられます。

 

材料の不具合原因も、専門的な知見がある人しかわからいことも多く、材料を根本的に対策するとなると難しい場合もあります。

会社内の材料に詳しいしとに聞くか、材料メーカーに問い合わせをしないと原因がつかめないこともあるので、自己判断せずに知見のある人に相談しましょう。

 

方法:いつもの方法と違う

不良品を出す原因のなかで一番多い要因です。

材料や設備の状態が違うことで、方法を変えたことにより不良品が出てしまうこともあります。

要因は方法でも対策は方法だけでは不十分ということもありますが、まずはしっかり方法が要因となっていなかったかを解析することが大切です。

 

工場で不良品を出さずに仕事をする方法

工場で不良品を出さないためには正しい手順でものをつくる必要があります。

しかし、現実的に常に変化が発生しているので、全く同じというのは不可能です。

 

不良品を出さない為に未然防止を行うことが重要なのです。

そして、不良品が出てしまった場合は4Mで要因解析をしっかり行い対策することで、同様の不良品は発生しなくなります。

 

会社でものをつくるという仕事をしている以上、ノウハウ構築は会社の財産であり、自身でノウハウ構築することはスキルアップにつながります。

不良品を出すとストレスを感じてしまうかもしれませんが、ストレスをバネにして再発防止を行い、自身のスキルを高めていきましょう。

 

不良品に対する考え方は会社、業種で様々ですが、要因解析や対策立案できるスキルはどこに行っても活かすことが出来ます。

今の時代、同じ会社で定年まで働き続けることは保証されていません。

今の会社で身に付けられるスキルをしっかり身に付けて、会社が変わっても価値ある人材になれるようになってほしいと思います。

 

 

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